大阪府箕面市で４歳の男の子が母親らの暴行で死亡した事件で、逮捕された母親が、以前住んでいた池田市でも育児放棄の兆候があり、児童相談所にマークされていたことが明らかになりました。
子供をおいたまま買い物に行っていたことも
出典；nifty.com
この事件は、筒井歩夢ちゃん（４）を「おもらしをしたから」という理由で腹などを殴って死亡させたとして、母親の麻衣容疑者（２６）ら３人が逮捕されています。
捜査関係者によりますと、麻衣容疑者が箕面市に隣接する池田市に住んでいた去年６月、育児放棄の兆候があるとして、児童相談所の担当者が訪問。
しかし、麻衣容疑者は歩夢ちゃんと弟（２）を残して不在で、４０分後に帰宅し、「買い物に行っていた」と話していたということです。
児童相談所は保護が必要として箕面市に引き継ぎ、箕面市も保育所などが家庭訪問を繰り返しましたが、事件を防ぐことが出来ず、対応が適切だったか検討するとしています。
「死ぬかもしれない」とわかっていながらの犯行
歩夢ちゃんの顔や胸、背中など全身に何か所もあざがあったということで、警察は筒井容疑者と松本容疑者らが同居を始めた１か月ほど前から暴行が行われていた可能性があるとみて調べています。
「歩夢ちゃんはお母さんにあんまりかまってもらえず、弟と２人で遊んでいました。筒井容疑者はずっと携帯電話をさわって、子どもたちのことは見ていなかった。夜とかに、すごく怒鳴って怒っていた」（近所の人）
調べに対し、筒井容疑者は「今回は、暴力はふるっていない」と供述。
松本容疑者らは「しつけと称して普段から殴ることがあった。死ぬかもしれないと思った」などと話しているということです。
出典；yahoo.co.jp
最後に
この事件について、以下のようなコメントが寄せられています↓
よくこういう事件で児童相談所が叩かれるのを見るが、たとえ厳戒体勢を敷いていても起こる時は起こる。しかるべき対応をしていたのであれば児童相談所は何も非はない、100%母親が悪い。（han*****さん）
もと旦には育児の事で、啖呵きっていたんだろう、解らん女だ。
こんな事なら旦那に親権を持たせればよかったのにな。（min*****さん）
行政側に権限がないとできることといえば基本見守るだけ。
育てられないなら里子に出すとか、母親が犯罪者にならないですむ方法もあるのに、子供がいると手当てがつくから、お金のためにそれすら拒否される。
そもそも、育児放棄した無責任な母親は当然責められて然るべきだが、父親は？という…母親一人じゃ子供作れないんだけどなぁ…多分。
せめて弟には幸せな人生を送ってもらいたい。（*****さん）
詳しい事情は定かではありませんが、内容をきく限り、交際している男性がキッカケというよりも母親自体の問題でしょう。
コメントにもあるように「お金」が理由で手放さなかったことも考えられますが、何故このような悲しい事件になってしまったのか。
日々、様々な事件が取りあげられていますが、この事件も犯罪者の「心の闇」が気になります。
また、頼ることが出来る大人が誰一人といない環境で、歩夢ちゃんがどれだけ痛くて、苦しい思いをしてきたのだろうと考えるだけでも辛くなります。
歩夢ちゃんのご冥福をお祈りいたします。
