体操・世界選手権第６日は７日、カナダ・モントリオールで種目別決勝を行い、男子床運動の白井健三（２１）は１５・６３３点をマーク。
２大会連続３度目の金メダルを獲得しました！
同一種目別の優勝３度は日本人では初めてとなります。
リオデジャネイロ五輪でミスを重ねた悔しさを糧に…！
昨年のリオデジャネイロ五輪でも大本命でしたが、決勝でミスを重ねてまさかの４位。
「五輪という舞台で失敗すれば、そうそう同じ失敗はしない。今後の自分の糧になる。」そう語っていた白井選手。
リオでメダルを逃した悔しさを、今回のモントリオールで晴らした形となりますね！
５日の個人総合ではオールラウンダーとして銅メダルを獲得。
「床が一番うまいのはアピールできていると思う。種目別でも評価はしてくれるだろうし、そこは安心して臨みたい。」と白井選手。
スペシャリストとしての舞台で、輝きを放ちました。
予選の結果は更に…！
予選は２位に０・７３３点差をつけて断トツ１位。
得点を持ち越さない決勝でも、圧巻パフォーマンスを披露！
Ｈ難度の「シライ３（後方伸身２回宙返り３回ひねり）」を決めて勢いに乗ると、「シライ/ニュエン（後方伸身宙返り４回ひねり）」でフィニッシュ！
充実の笑みを浮かべ、何度も拳を握りました。
大会最終日の８日は跳馬に出場します。
予選は僅差の２位で、２冠の可能性も十分。
表彰台に上がれば、五輪を含めた世界大会の獲得メダル数は節目の「１０」に到達することになります…！
若きエース、白井健三選手に今後も注目です！！
