健康のために納豆を毎日食べるようにしている、という方が多くいらっしゃるかと思います。
でも、摂るのは朝がいいという情報もあれば夜をすすめる専門家もいて、いまいち効果的な摂取方法がわからない…。
そこで、意外と知らない「納豆の効果的な食べ方と適量」を知って、今より効果的に摂取しましょう♪
納豆は意外にも高カロリー!
手軽でヘルシーなイメージの強い納豆ですが、食べすぎは良くないようです。
納豆1パックあたり、およそ50gのカロリーは約100kcal。
毎食食べたら、納豆だけでも300kcalに!

出典;photo-ac.com
これは脂肪に換算すると、4g近くになります。
納豆から摂取したい栄養素、大豆イソフラボンの摂取上限は1日70mg程度。
いっぽう、納豆1パック約50gに含まれる大豆イソフラボンは37mg程度とされています。
同じ日に豆腐や味噌などの豆製品も摂ることを考えると、1日1パック程度が最適でしょう。
食べ過ぎてしまうと、生理の乱れやデリケートエリアの不安な変化につながりやすくなるそうですよ。
なにごとも、バランスと加減が大切ですね(^^)
調理をする時の注意点とは?
納豆は加熱をすると「納豆キナーゼ」の働きが落ちるのをご存じでしたか?
この成分は「血液サラサラ効果」で有名ですね。
納豆キナーゼは酵素と同様、熱に弱い特性を持っています。
つまり、納豆キナーゼの働きを期待するのであれば、だんぜん「そのままで食べる」のがおすすめ!
実は、納豆チャーハンなど炒める料理には不向きだったんですね。

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正しく食べれば、美容やダイエットの味方に!
納豆は適正な量を摂ることで、女性にうれしい美容効果も期待できます♪
★美肌効果★
大豆イソフラボンの抗酸化作用が活性酸素を抑制するので、美しい肌づくりに役立ちます。
エストロゲンが少なくなると、肌のハリや弾力が低下するので、その意味でも大豆イソフラボンの摂取は効果的と考えられています。
★ダイエット効果★
加齢により女性ホルモンが減少します。
実はこれが、痩せにくくなる理由のひとつ。
女性ホルモンには、脂肪燃焼効果や、脂肪細胞自体を小さくする働きがあります。
それが減ると、痩せにくくなるのは当然ですね。
そのため、エストロゲンに似た大豆イソフラボンの摂取がダイエットにも役立つと考えられています。
最後に
知っておきたいポイント!
「1日のうちでいつ食べるのがもっとも効果的なのか」についてもお伝えします。
納豆を食べる最適なタイミングは「夜」!
その理由として、血液のめぐりに働きかける「納豆キナーゼ」の効果が発揮されるのは、食後5時間~8時間程度。
血液のめぐりを整えたいのは、血栓のなどの不安が起こりがちな寝ている間なので、その時間帯に納豆キナーゼが働いてくれるよう、夕飯に納豆を食べるのがbest!

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なんとなく体にいいと思って食べるのと、きちんと栄養素の性質を理解して食べるのとでは、栄養摂取の質と美容に差が出るということをご理解いただけたかと思います。
これからは効果的な食べ方で、納豆の栄養をくまなく体に行き渡らせましょう♪